業務区分
VARAは業務の種類ごとにライセンスを付与します。助言業務、ブローカー・ディーラー業務、カストディ、取引所運営、決済・送金、運用および投資サービス、貸付です。区分ごとに資本と人員の要件が定められており、複数の区分を組み合わせる場合は要件も積み上がります。
二段階の手続
- Initial Disclosure と原則的承認。最終受益者、事業計画、資金調達源の開示。この段階で法人登記とインフラの準備は進められますが、業務は開始できません。
- 本申請 → 業務ライセンス。AML/CFT方針、居住資格を持つコンプライアンス責任者、監査、保険、保管システムの技術監査。認可後は監督上の報告と年次手数料が発生します。
見落とされがちな点
- 現地における実体:オフィスと現地在住スタッフは形式的な要件ではなく、実際に確認されます。
- 銀行口座:ライセンスがあっても口座開設は保証されません。銀行取引の戦略は申請と並行して組み立てる必要があります。
- 人件費:ドバイで有資格のコンプライアンス責任者を採用する費用は、各種手数料の合計に匹敵します。
ご自身の区分における資本と手数料の目安は下の計算ツールで確認できます。EUおよびシンガポールとの比較はMiCAおよびMASのページをご覧ください。
よくある質問
VARAライセンスの取得費用はいくらですか?
手数料は区分によって異なります。ただしプロジェクトの予算を決めるのは資本、人員、オフィスです。手数料だけでなく総保有コストで計算してください。金額の目安は当事務所の計算ツールでご確認いただけます。
取得までどのくらいかかりますか?
完全な書類一式の提出から業務ライセンス取得まで、一般的には8〜15か月です。期間を左右する最大の要因は、書類の完成度と当局からの照会への回答の速さです。
原則的承認を受けた後に業務を開始できますか?
いいえ。原則的承認は事業の準備を認めるものであり、業務の遂行を認めるのは業務ライセンスのみです。
VASPライセンス試算ツール
5法域の資本要件・手数料・期間を、事業の種類別に比較できます。