まずKYCのステータスを確認してください
Bybitで「凍結された」と受け取られている事例のかなりの部分は、本人確認が完了していないアカウントの出金限度額です。少額は通るのに大口だけ出金できないのであれば、それは凍結ではなく限度額であり、次の認証レベルを完了すれば解決します。ここを取り違えたまま問い合わせを重ねても時間を失うだけです。
リスクコントロールの場合
審査の通知とともに取引が全面的に凍結されている場合は、標準的な流れをたどります。書類の照会(資金の出所、特定の入金の由来、本人確認)→ 完全な回答を1回 → 2〜6週間の審査。回答の骨組みはSOF照会の解説にまとめています。
Bybit特有の論点:デリバティブ
凍結されたアカウントにレバレッジ取引のポジションが残っている場合は、そのポジションがどう扱われるかをチケットで直ちに確認してください。取引所ごとに運用が異なり、凍結期間中の強制決済によって損失が生じた場合、それ自体が別途の請求の対象となりえます。
国内取引所との共通点
出金前に本人確認の水準を引き上げるよう求められる運用は、海外取引所に限りません。国内の暗号資産交換業者(ビットフライヤー、bitbank、BitPoint、Huobi Japanなど)も金融庁(FSA)に登録した事業者として、犯罪収益移転防止法に基づく取引時確認を行い、確認が完了するまで出金を保留します。したがって「出金できない=資産を取り上げられた」ではなく、多くの場合は確認手続の途中である、という理解が出発点になります。
よくある質問
bybitで出金できないのはなぜですか?
KYCが未完了のための限度額(本人確認で解決します)、書類照会を伴うリスクコントロール、外部からの要請のいずれかです。どれに当たるかはアカウント内の通知とメールから判別できます。
Bybitが出金にKYCを要求するのは適法ですか?
はい。出金時に本人確認を求める権利は利用規約に定められており、取引所が保有するライセンスのAML規制上の要請でもあります。日本の暗号資産交換業者にも同様の義務があります。
口座凍結の診断 — 5つの質問
コンプライアンス審査・オフボーディング・外部要因による凍結のどれに当たるかを判定。週ごとの対応手順と難易度の目安が2分でわかります。