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Binance(バイナンス)で口座凍結・出金できない:原因と異議申立ての手順

Binanceのアカウント凍結は、ほとんどの場合リスクコントロールによるものであり、資産の喪失を意味しません。典型的な原因、実際の異議申立て手続、そしてエスカレーションに移るべき時期を解説します。

Binanceが口座を凍結する理由

凍結は自動的なリスクコントロールによって発動し、その原因はほぼ4つに分類されます。入金取引に対するAMLモニタリングの反応(送金経路上に「汚染された」アドレスが含まれていた場合)、KYC情報の不一致、取引所がサービスを提供していない国・地域からのアクセス、そして外部からの要請(決済パートナーまたは公的機関)です。

口座の凍結と出金の停止は区別が必要です。ログインはできるのに出金できない場合は別の類型であり、手続も異なります。詳しくは出金停止の解説ページをご覧ください。

異議申立ての手順

  1. 状況を記録する。通知のスクリーンショット、ケース番号、残高。通知は画面へのアクセスを失うと同時に見られなくなります。直ちに保存してください。
  2. 公式窓口に、1件だけ問い合わせる。アプリ内のサポートフォームまたはチャットから。複数のメールアドレスから同時に問い合わせると、審査の順番がリセットされます。
  3. 照会には正確に回答する。資金の出所を求められた場合は、SOF照会の解説に沿って資料を揃え、1通のメッセージで送付してください。
  4. 管理された待機。5〜7営業日に1度、同じチケット内で状況を確認します。標準的な審査には2〜8週間を要します。
  5. エスカレーション。6〜8週間動きがなければ、お住まいの地域を担当する運営法人の登記上の住所宛に正式な請求書面を送付し、そのライセンスを所管する規制当局へ申立てを行います。

弁護士に依頼すべき場面

判断の目安は3つです。失うわけにはいかない金額であること、取引所の沈黙が6週間を超えていること、そして「権限を有する機関の要請により」という文言が使われていること。最後の場合、サポートとのやり取りは無意味です。凍結の法的根拠そのものに対処する必要があります。

なお、この手続の考え方は国内取引所(ビットフライヤー、bitbank、BitPoint、Huobi Japanなど)でも大きくは変わりません。国内の暗号資産交換業者は金融庁(FSA)に登録しており、AML上の照会に対して同様の審査を行います。異なるのはエスカレーション先で、国内業者の場合は金融庁および認定資金決済事業者協会が窓口となります。

よくある質問

バイナンスの口座凍結を解除するにはどうすればよいですか?

取引所が求める審査を通過することです。書類の照会に対し、公式チケットを通じて完全な資料一式で回答してください。「抜け道」による解除は存在せず、そうしたサービスを持ちかける業者は詐欺です。

バイナンスは資産をどのくらいの期間凍結しますか?

標準的なコンプライアンス審査は2〜8週間です。公的機関の要請による凍結は処分が解除されるまでで、通常は数か月に及びます。説明のないまま無期限に留め置くことは、正式な請求の根拠となります。

閉鎖されたアカウントを復旧できますか?

取引所が資産の出金を認めたうえでアカウントを閉鎖した場合、復旧の見込みは高くありません。ただし残高を出金することはお客様の権利であり、その手続を法的に支援することは可能です。

口座凍結の診断 — 5つの質問

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